新卒 転職

新卒と転職組

大企業への転職活動の際、新卒と転職どちらの方が有利なのでしょうか?

一見、新卒の方が有利なようにも見えますが、少し違います。もちろん若さでいえば、新卒は有利です。これは大企業に限らずですが、実際に新卒と転職採用では、会社側の求めているものが変わってくるのです。

新卒といえば、大学卒業したての新社会人です。もちろん、働いた経験は無いに等しいです。企業側も育てるつもりで募集します。

この時、重視されるのは向上心や協調性、社交能力になるでしょう。技術レベルで期待しているわけではありませんから、人柄重視になるはずです。

筆記テストがある場合は、その結果も参考にされると思います。語学力など、企業にとって望ましい能力があれば、プラスに働くこともあると思います。

一方、転職採用といえば他の企業で働いた経験がありますので、当然、今までの社会経験が要求されます。仕事面でのスキルや技術、実績が問われてくるでしょう。

企業側も即戦力として働ける人が欲しいわけです。新卒と違い、履歴書の他に職務経歴書も必要となってきます。企業側の要求する技術やスキルが伴っていれば、新卒よりも有利に働くこともあるかもしれません。

しかし、充分な経験もスキルも積んでいないままだと40歳という年齢を重ねている分、新卒よりも不利になってしまうことでしょう。

結局、転職と新卒がどちらが転職に有利かと言えば、根本的に企業が求めているものが違うので、一概には比べられないのではないでしょうか。



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